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真法流とは
真法流と竹保流の歴史
竹保流尺八譜・明暗真法流譜のフホウエヤ譜紹介

明暗真法流六十三曲(CD・譜本付)
平成23年11月23日発売開始!

竹保流とは?
写真1 竹保流は初代・酒井竹翁により大阪にて創流された尺八の流派です。
近藤宗悦の流れをくむ藤田松調師に師事、又、宗悦流の長老上村雪翁師に宗悦流本曲及び巣籠鈴慕外10曲を伝授され、当時、現三代目宗家と同じく「酒井松道」の竹号で教授を開始し多数の門弟を育成、大正
6年に独立し名も「竹保」と改めここに竹保流が誕生しました。
  

 その初代竹保の考案した記譜法は、関西に古くから伝わるフホウエ式譜と、関東系のロツレチ式譜を組み合わせた独自のもので竹保流の最大の特徴の

一つとなっています。奏法としては関西宗悦流の特徴を受け継いでおり、地歌筝曲等に独自の手付けを行い、その関西風の味が他流にはない妙味として
珍重されています。
又、かねてより親交のあった源雲界師を毎月数回招聘して明暗古典本曲十数曲を伝授されました。さらに、勝浦正山老師お住まいの、京都のご自宅に通い昭和6年、明暗的伝秘曲三虚霊の巻を授けられ、真法流古典本曲全曲を伝授されました。
この一連の流れは,現三代目宗家酒井松道の本曲に対する造詣の深さへの
道しるべとなっています。
 楽理、楽典、和声、作曲、等については,主として元東京芸術大学名誉講師・田辺尚雄先生の指導及び著書に依ること多大です。
昭和42年、宗家を引退、「竹保」の名を二代目となる長男に譲り、その後は
「竹翁」と号しました。(昭和59年没



二代目・酒井竹保は諸井誠氏の作曲した「竹籟五章」で現代音楽界に鮮烈なデビューを果たし、その卓越した演奏技量により現代音楽ブームの火付け役として活躍しました。が、不運にも病に倒れ、昭和59年実弟である酒井松道に三代目宗家を譲り現在に至っています。(平成4年没)

 


写真2現三代目宗家酒井松道は、二代目竹保とともに現代音楽・邦楽の世界で活躍し、その存在感ある重厚な音色は、実兄竹保の研ぎ澄まされた音色の対角線上にありながら同じく諸井誠氏作曲の「対話五題」をはじめ多くの作曲家の作品において現代邦楽ブームの非常に早い時期から活躍してきました。又、古典尺八本曲は初代からの指導のみならず、多くの師に教えを請い、今や「竹保流」といえば「本曲」と連想されるほどの境地を切り開いています。

温和な人間性と共に尺八道の深さを高く評価され、
[虚竹禅師奉讃会総本部常任理事長]
[虚無僧研究会顧問]
を務める等、多忙な中、流派の発展、流員の指導、
尺八のルーツともいえる真法流の研究、
広くは尺八道の発展に貢献しています。



四代目となる現宗家の実子酒井竹道は、最初の手ほどきを祖父である初代宗家の竹翁に受け、初伝の免状は祖父竹翁から授かっています。 その後、実父松道への師事は勿論のこと、明暗第四十一世看首児島抱庵師に師事、明暗対山派本曲全曲を修得し本山明暗寺より「竹心」の竹号を授与されています。
近年、真法流の相良保之師に師事、古典尺八本曲道へと、それぞれの師に導かれつつあります。
五代目となる現宗家の孫竜海>は最初の手ほどきを現宗家に受けております。
尚、「竹保流」という名と竹保流の紋章(竹笹に保の字)は商標登録がなされており、時代の流れがどうあろうとも、「竹保流の宗家は唯一無二」 との形態を堅持している
竹保流の姿勢は現代においてはむしろ貴重な存在となっています。

竹保流譜フホウエヤについて

は、竹保流のフホウエ譜と
都山流のロツレチ


真法流十二律譜古譜と
、竹保流譜、対山派譜の対照表              
(画面をクリックすると大きくなります)

  


■■旧明暗寺で伝承されていた本曲を伝える真法流の伝承者であり、日本でも
数少な
 い 一節切の研究者としても知られる相良氏・・・との書き出しで邦楽ジャーナルに紹介されている相良保之師の談話の中に、次のような文章が書かれています。
                        (以下、邦楽ジャーナル紹介記事より抜粋)


真法流とは?


真法流は今まで習ったことのある古典本曲とは全く違う。特に精神的な面で大きく違うと思いました。
俗曲から精神的な曲まで、歴史の重みとか多様性が重層的に存在している。
そもそも「流」と言ったのは勝浦正山からですが、もとは旧明暗寺に伝わる曲、渡辺鶴山や尾崎真龍が伝えていたものが本物だということで「真法流」と名付けたそうです。
音名もロツレチではなくて、上方で古くから使われていたフホウエ表記です。
今は竹保流真法流ぐらいですが・・・・・。
  ロツレチが1800年代から始まったのに対してフホウエは南宋(1141年〜1285年)の時代から続いていて、しかもそれぞれの音名に全て意味があります。
例えばフは漢字の「凡」から来ており、物事の全てを意味します。ホは「合」、ウは「五」、エは「也」、ヤは「乙」、イは「一」と漢字の読み方がそのまま音名になっています。
さらに、それらの漢字も南宋時代の音楽理論に由来していて、それがそのまま日本の読み方に変わったようです。(以下略)

以上のように、当流流員は「竹保流」の歴史に誇りを持って日々、研鑽に励んでいます。



真法流につきましては演奏会情報の中の酒井松道尺八リサイタル(平20年10月23日)のプログラム内容ボタンをクリックして下さい。相良保之師の研究による詳細文が記載されています≫


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